DX事例
2025.03.10
弊社Kintone環境におけるプラグインの利用例【Vol.2】
こんにちは!唐揚げニストです。 今回は、前回に引き続き弊社がKintoneで利用しているプラグインについてご紹介します。 ⇒弊社Kintone環境におけるプラグインの利用例【Vol.1】 1.krewData krewDataはメシウス株式会社が販売しているプラグインで、カスタマイズ不要でアプリ間をまたいだ集計等を行うことができます。Kintoneの標準機能ではアプリ間の連携機能がほとんどないため、エクセルで行っていたようなシート間の集計をKintoneで行うには、プラグインを利用するかカスタマイズを行わなければなりません。krewDataではKintoneで使用できない関数が利用できるため、アプリ間でのデータ連携の際に柔軟にデータを加工することができます。 弊社での利用例を挙げますと、事故管理システムにおけるユーザー管理のためのデータ整形に利用しています。前回の記事で紹介しました「kViewer」を利用してユーザーのマイページを作成し、事故情報を確認できるように設計しています。こちらも前回紹介した「Toyokumo KintoneApp認証」を利用してメールアドレス単位でアクセス制限をかけています。この認証設定はKintoneアプリと連動させてアプリ内のメールアドレスを同期させることができますが、設定する際にはメールアドレスのデータが重複していないことが必要になります。事故の受付には同じユーザーからの申請が届くため、メールアドレスが重複する可能性があります。この重複を削除する作業を自動で行うためにkrewDataを利用しています。図1にkrewDataのフロー設定画面を表示していますが、基本的には入力アプリを設定し、そのデータに対するアクションを選んで出力アプリを設定するだけで完了します。この例では、事故一覧アプリのメールアドレスの重複を削除してユーザー管理アプリに登録しています。これにより、「Toyokumo KintoneApp認証」に利用するアプリをユーザー管理アプリに設定すればアクセス制限の設定が可能になります。 図1の設定画面ではスケジュール実行になっていますが、リアルタイム実行プランも存在します。こちらはデータの登録などを検知してkrewDataのフローを動かすことができるプランになります(料金形態、利用方法が異なります)。 図1.「krewData」フロー設定画面





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